<Album Review>-【EMI MARIA : In My World】-
◆ EMI MARIA : In My World
2012年にラッパー「SEEDA」との婚約を発表し、その後一児の母となった「EMI MARIA」のニューアルバム『In My World』をレビュー。
前作『BLUE BIRD』より約3年ぶりのリリースとなる本作は、先行シングル"You're My Everything"を筆頭に、バラードナンバーからエッジを効かせたダンスチューンまでフレキシブルに彩った全9曲を収録。
そんな本作、前述の通り非常にバランスの取れた作品だなっていうのが初聴の印象なんですけど、アルバム全体をじっくり紐解いてみると、とある3つの楽曲が彼女の"今"を如実に映し出していることに気付きました。
それは、夢追い人としての(Carry On My Way)、妻としての(You're My Everything)そして母としての(I LOVE YOU)の3つ。これ、楽曲を聴いてもらったらわかると思うんですけど、まさに彼女の今の状況やパーソナルな想いにまできちんと繋がっているんですよね。
だから、それを踏まえた上でアルバムを聴くと作品全体としての流れが汲み取りやすかったですし、本作を『In My World』と名付けたのも納得できます。
それにくわえ、本作ではやっぱりその抜きん出たヴォ―カルワークが非常に魅力的でした。所謂、エミマリア節ってやつですかね。このしなやかで艶のある歌声は彼女の武器だと思うんですけど、愛する人ができたことでさらにその声に深みが増しているような気がします。特に"You're My Everything"の上質な耳当たりなんてもう・・・。この曲を聴いただけで、ああ待ってて良かったなって思わされますよ。本当に。
と、まあ熱く語ってしまいましたが、こうやって無事カムバックしてくれて嬉しいですし、新たなスタート切った彼女を応援していきたいですね。「SEEDA」氏あとは頼みますぜ。
1. Carry On My Way
2. DANCE IN THE WORLD
3. WAITING FOR YOU
4. You're My Everthing
5. Mistery Circle~Interlude~
6. HEAVEN
7. SILENT
8. Sweet Memories
9. I LOVE YOU
<PICK UP REVIEW>
本作のプロローグは、「自分の信じた道を突き進む」そんな思いがポジティブに描かれた清々しいミドルナンバー"Carry On My Way"で景気良く幕開け。盟友「DJ NAOtheLAIZA」とのコンビで魅せるのは、疾走感溢れる"WAITING FOR YOU"
前半のミドル・アップナンバーを終え、至極のバラードナンバー"You're My Everything"の登場でエミマリア節全開。アルバム後半、彼女のヴォ―カルが光る"Sweet Memories"は青春時代の情景をフワッと思い起こさせるようなアコースティック調のナンバーに。そして本作のエピローグを飾るのは、我が子へ向けての純愛なメッセージソング"I LOVE YOU"で、エモーショナルにアルバムが締めくくられる。
![]() | In My World (2014/02/05) EMI MARIA 商品詳細を見る |
◆ EMI MARIA : OFFICIAL SITE → http://www.emimaria.com/
◆ EMI MARIA : Twitter →https://twitter.com/Ms_B_O_P
Please Follow Me !

- 関連記事
-
- <Album Review>-【J.Holiday : Guilty Conscience 】-
- <Album Review>-【EMI MARIA : In My World】-
- <Album Review>-【TSUYOSHI : Beautiful】-
スポンサーサイト
この記事へのコメント
トラックバック
URL :