<Music Awards>-【BEST R&B/SOUL ALBUMS OF 2013】-
◆ No.1 『Le'Jit : New Beginning』
伝説のヴォーカルグループ「Le'Jit」が約14年ぶりにリリースしたアルバム『New Beginning』を1位に選出。
メンバーの「Roi Anthony」がソロで活躍をみせるなか、他メンバーはあまり音沙汰が無かったので、本当に出るのか心配でしたが無事リリースされたということで一安心。アルバムからの1st Single"Honey"を筆頭に、ベテランの彼らだからこそできる落ち着いたコーラスワークにうっとりしてしまう一枚。
(Next Star Music的レコメンド曲 - Farewell)
◆ No.2 『Alvin Frazier : A Wonderful Love: Love & Faith Vol. 2』
オハイオ生まれのシンガーソングライター「Alvin Frazier」の7年ぶり2枚目となる『A Wonderful Love: Love & Faith Vol. 2』を選出。
前作はプロモーションが弱かったのかあまり話題に上がらず、本作もインディからのリリースですがこれがまた良作中の良作。蓋を開けてみれば至極のバラードが軒並み肩を並べており、まさに本作は彦摩呂風に言うと"宝石箱や~!"なんて・・・。
(Next Star Music的レコメンド曲 - Something to Remember feat. Cassandra)
◆ No.3 『Tess Henley : High Heels & Sneakers』
国内のソウルレーベルSweet Soul Recordsも大プッシュするなど、ここ日本でも人気の高いシンガーソングライター 「Tess Henley」の日本先行2nd Album『High Heels & Sneakers』を3位に選出。
ソウルポップなリードシングル"Daydreaming"など、元The Rootsの面子が手掛けた上質のサウンド・プロダクションと、彼女の豊かな才能や感性にとにかく惚れ惚れする一枚。
(Next Star Music的レコメンド曲 - You Are the One)
◆ No.4 『AVANT : Face The Music』
「Joe」などと共に2000年代の歌モノR&Bシーンを牽引してきた「Avant」の7作目となるアルバム『Face The Music』を選出。リリースが1月頃だったので他ではあまりピックアップされていない気もしますが、個人的にはかなり印象に残ったヴォ―カルアルバム。 盟友「KeKe Wyatt」とコラボした"You&I"など大人の落ち着いたR&Bを聴きたい方におススメ。
(Next Star Music的レコメンド曲 - You&I feat. KeKe Wyatt)
◆ No.5 『Joe : Doubleback Evolution of R&B』
ここ日本でも人気が高く、R&Bシーンのアイコン的存在と言っても過言ではない「Joe」の10作目となるオリジナルアルバム『Doubleback Evolution of R&B』を選出。前作は"Joeらしくない"とえらく賛否両論だったみたいですが、そういう点から見れば本作は所謂"Joe"らしいアルバムだなと個人的感想。中でも"1 To 1 Ratio feat. Too $hort)"は、彼のシルキーな歌声とスムースなトラックが見事なまでに融合をみせた必聴の一曲。
(Next Star Music的レコメンド曲 - 1 to 1 Ratio feat. Too $hort)
◆ No.6 『K.Michelle : Rebellious Soul』
2008年にJive Recordsと契約し、「Missy Elliott」を迎えたシングル"Fakin'it "などをリリースするも アルバムがお蔵入りとなってしまった「K.Michelle」の遅咲きのデビューアルバム『Rebellious Soul』を選出。
そんな本作は客演も一切無しで、彼女の魅力だけを凝縮した正統派ヴォーカルアルバム。彼女のような枠に収まることに反逆的精神を持って己のやりたい音楽を貫くアーティスト、かっこいいですね。
(Next Star Music的レコメンド曲 - Sometimes)
◆ No.7 『TGT : Three Kings』
2013年最も輝いた3人組と言えば、Tyrese,Ginuwine,Tankからなる夢のR&Bユニット「TGT」
そんな彼らのデビューアルバム『Three Kings』を7位に選出。
"本来のR&Bを取り戻す"をモットーに、「GUY」や「LSG」を彷彿とさせる濃厚なヴォーカルと彼らの売りでもあるセックス・アピールが良い塩梅で、90年代のR&Bファンも思わず唸ってしまうオーセンティックなR&Bアルバムに。
(Next Star Music的レコメンド曲 - I Need)
◆ No.8 『Tamar Braxton : Love&War』
「Toni Braxton」の実妹で、「The Braxtons」のメンバーとしても知られる「Tamar Braxton」の2nd Album『Love&War』を選出。
ソロデビューアルバム『Tamar』のリリースが2000年なので、約13年ぶりのカムバックアルバム・・・長かったですね彼女も。そんな本作は、彼女の魅力を最大限に引き出すことに徹底したR&Bアルバムで、ミディアムテンポなバラード多めの良作。
どうしても姉の「Toni Braxton」と比べられちゃいますが、彼女もなかなかの歌唱力の持ち主です。
(Next Star Music的レコメンド曲 - All The Way Home)
◆ No.9 『Raheem Devaughn : Place Called Loveland』
これまで3枚のアルバムリリースしている「Raheem DeVaughn」の4枚目3年ぶりとなる最新作『Place Called Loveland』を選出。本作でも相変わらずアルバムタイトルに"Love"をいれるLoveマニアの彼ですが、このアルバムアートワークと彼の優しく包み込むようなファルセットは全く息苦しさを感じさせない、なんともメルヘンチックな一枚に。
(Next Star Music的レコメンド曲 - Ridiculous)
◆ No.10 『Ariana Grande : Yours Truly』
ネクストマライア・キャリーとの呼び声も高い、今話題のキュートな歌姫「Ariana Grande」が放ったデビューアルバム『Yours Truly』を選出。一見してポップな楽曲ばかりかと思いきや、「Baby Face」関与の"Baby I"など90'sオマージュもみられるなかなかのR&Bアルバム。これからもこの路線で頑張って欲しいですね。
(Next Star Music的レコメンド曲 - The Way feat. Mac Miller)
◆ Special Award 『Nao Yoshioka : The Light』
以前から話題となっていたソウルシンガー「Nao Yoshioka」のデビューアルバム『The Light』が遂にリリースされたということで、言わずもがな特別賞に選出。
そんな本作は、そこに光があるならば私は歌い続けると言わんばかりの彼女の力強い歌声、そしてその歌声が生むグルーヴに思わず圧倒されて気付けば何度もリピートしてしまう程、非常に芸術的レベルの高い一枚に。
また、盤はレコード仕様になっていたりと、作り手のこだわりがしっかりと確認できたという点でもこちらを特別賞に選ばさせて頂きました。
(Next Star Music的レコメンド曲 - Spend My Life)
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
先日の『BEST JAPANESE ALBUMS OF 2013』の発表に続き、『BEST R&B/SOUL ALBUMS OF 2013』を発表させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。今回はベストアルバムそれぞれ10枚+特別賞それぞれ1枚づつという形で選考させて頂きました。それにしても、2013年のリリース作品は本当に良作なものばかりで、毎度のことながらも選考に一苦労しました。でもなんだかんだ言って、今年も良い作品とたくさん出会えたらなあなんて思っています。相変わらずのマイペースな更新ではありますが、今後ともお付き合いよろしくお願い致します。 (Next Star Music コウキ)
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