<Album Review>-【KEITA : SIDE BY SIDE】-
KEITA : SIDE BY SIDE
ヴォーカル&ダンスグループ「w-inds」のメインヴォーカル、「橘慶太」がソロプロジェクト"KEITA"の発表を行ってから約半年。そのダンスミュージック、R&Bに対する熱い思いを見事に体現したソロアルバム『SIDE BY SIDE』が、満を持してリリースされた。 今作は、既発シングル曲の "Slide‘n’Step"を筆頭に、本人が今作の中でもお気に入りだと語る「Hey Love」やラッパーの「AKLO」を迎えた"MAGIC" 等のコラボ曲をくわえた全13曲を収録。
KEITA持ち前の、鍛錬されたハイトーンヴォイスがフレキシブルさを発揮した今作は、本来の「w-indsの橘慶太」としてのイメージからは一新して、自らの意志で開拓したアーティスト"KEITA"を鮮明に印象付ける作品と言っても過言ではないはずで、彼の長身を生かしたパフォ―マンスやダンス技術は「w-inds」と同様に高クオリティなものが引き継がれいるにしても、ここまでヴォ―カリストとしての魅力、品格を伝えるため、自らのアイデンティティを妥協することなく追求した作品になっているとは思いもよらなかった。それなのに、決して野蛮ではないスマートな手法は、いち男性としての知性と色気を兼ね備えていて、感心させられっぱなし。う~ん言うことなし!
1. Turn it up
2. Slide‘n’Step
3. Shame on me
4. Magic feat.AKLO
5. Nice & Slow
6. Hey Love
7. Thinking of you
8. Get U Back feat.AISHA
9. broken hearted passenger
10. Side by Side
11. Beautiful Lie
12. One More Time
13. Slide‘n’Step -Extended Mix- feat.SKY-HI(AAA)
![]() | (2013/06/05) KEITA 商品詳細を見る |
PONY CANYON 2013 6/5
<Pick Up Review>
アルバムのプロローグを飾るのは、バウンシーなクラブアンセム"Turn it up"
続く"Slide‘n’Step"は今井了介プロデュ―スによるダンサンブルなナンバーで、今作からの第一弾シングルとしてリリースされたKEITAの意志表明とも言える楽曲。
"Shame on me"はブリッジ部分でのシャフトが印象的な4つ打ちエレクトロチューン。
中毒性のあるサウンド構成に彼のファルセットが光る"MAGIC feat.AKLO" はラッパーのAKLOを迎えたことでさらにスパイスの効いた仕上がりに。
R&Bシンガー「Naoki」作曲による官能的な"Nice & Slow"は、彼のR&Bに対する思いをストレートに表現したスロウジャム。
US R&B仕様なサウンドアレンジが清涼感を放ち、彼のハイトーンヴォイスと上手くマッチングした今作一の佳曲"Hey Love"
彼の巧みなヴォ―カルワークとAISHAのソウルフルな歌声が、恋愛の焦燥感を昇華させたミディアムナンバー"Get U Back feat.AISHA"
彼の尊敬するアーティストとして以前から名前の挙がっていた「Justin Timberlake」を彷彿させるスマートな歌詞にスタイリッシュなサウンドの"broken hearted passenger" トラックプロデュ―スは「SUNNY BOY」と「Matt Cab」のコンビ。
自身で作詞を担当したアルバムタイトル曲の"SIDE BY SIDE"は壮大なバラードナンバーで、彼の鍛錬された歌唱技法が随所で感じられる楽曲である。
◆ KEITA OFFICIAL SITE http://keita-official.tv/
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