『Live Report』-<BRIGHT LIVE 2012 : Sing a Ring a Winter Night>-
BRIGHT LIVE 2012 / Sing a Ring a Winter Night @BIG CAT(OSAKA)18:00~
<セットリスト>
1: I Know
2: 逢うたび好きになって
(MC-メンバー紹介-)
3: いつまでも
4: Feel'in You(間奏中バンドメンバー紹介)
(MC)
5: Promise you~卒業~
6: キライ...でも好き~アイシテル~
7: Flower
8: 雪の華 / 中島美嘉(カヴァ―曲)
9: Seasons Of Love / Rent(ミュージカル映画Rentのカヴァー曲)
(衣装替え)
10: 1年2ヶ月20日
11: 花
(MC-LIVEタイトルの振りを観客全員で覚える)
12: 恋心
13: Bad Girl
<アンコール>
1: Shining Star
(MC-グッズ紹介等-)
2: 美女と野獣
3: Brightest Star(Unplugged Ver)
4: クリスマスソング メドレー
(MC-これからの抱負等-)
5: Girls Be Ambitious
<LIVE 終了>
いよいよ、2012年も師走に突入し、冬の寒さも身に染みて感じるようになってきた「12月2日」
夕方近くから、雲行きが悪く雨がパラパラと降り始めた、大阪は心斎橋 BIG CATで行われた、"身も心も温まる"ライブに参加してきました。
今年、3月には3rd Album『BRIGHT』8月には、メジャーデビューからこれまでの集大成となるBEST盤『BRIGHT BEST』をリリースし、益々これからの活躍に期待がかかる関西出身の4人組コーラス&ダンスグループ、"BRIGHT"が、地元大阪でワンマンツアー最終公演となる『LIVE 2012 : Sing a Ring a Winter Night』を開催。
この日は日曜日、さらに最終公演ということもあってか、家族連れ,カップル等。様々な年層の方が訪れていました。(チケットは発売数日後にSold Out)
今年に入って、大阪でのワンマンライブはほとんど(?)参加していますが、今回僕自身が、このBIG CATで初めてライブを観るということもあり、ライブ前からワクワク。
そして、さらにワクワクさせてくれたのが、ライブ会場に入った瞬間目に飛び込んできた「ドラム」「ギター」「キーボード」等の楽器の数々。
そう、この日の彼女達のライブはなんと生バンドを率いてのライブ。
しかも、生バンドでのライブはBRIGHT初の試みということで、ライブ前から「あの曲歌ったらかっこいいだろうな」「どんなアレンジメントで攻めてくるのか」と他愛も無い雑談をしているうちにライブがスタート。
まず、バンドメンバーが登場し、演奏スタート。その後分厚いドラム音と共に登場したのは、このライブタイトルに相応しい煌びやかなブルーのドレスを身にまとった、「NAGI」「NANAKA」「MI-MI」「MEG」の4人。
「NANAKA」が今年20歳になり、他メンバーも全員が20代の女性ですので、さらに美しさに磨きをかけた彼女達がさらにその大人っぽい歌声で魅了してくれたのは1曲目『I Know』。
実はこの日、18時からの公演のチケットがSold Outになった為、別枠で14時半からの公演も行われていたのですが、異例の2部構成だったので、さすがのBRIGHTでも正直心配していたところはあります。
ライブに参加された方、また彼女達のファンの方ならご存知だと思いますが、あれだけ激しいダンス、そして言わずもがな、コーラスグループですので、大丈夫なのかなって。
しかし、そんな個人的な心配はライブスタートと同時に消え去りました。
ブログ等でも、かなりリハーサルに励んでいた様子が伺えましたし、またその成果がはっきりと表れたスタートだとも感じました。
次に披露されたのは、女性らしい焦燥感溢れるバラード『逢うたび好きになって』
この曲は、昨年リリースされた『Bad Girl feat.SKY-HI』のカップリング曲なのですが、そう考えるとBRIGHTのカップリングってリードシングルにも劣らないクオリティのものが多いですよね。
例えば、この日披露された『1年2ヶ月20日』も『LOVE~ある愛のカタチ~』のカップリング曲ですし。
と、「NANAKA」曰く「しんみりした2曲」でオープニング終了。
MCではメンバー紹介に始まり、地元関西でのライブということで、落ち着いた様子でお馴染みの「ボケ→ツッコミ」のトークが炸裂。いやはや、ここまでライブ中のトークが面白いアーティストは見たことがありません・・・。
MC終了後は、明るめのパッションが印象的な名曲『いつまでも』を披露。
そして、バンドメンバーを間奏中に紹介するなど、会場の熱気が一気に伝わってきたのが、続いての「Feel'in You」
サビの「Every one two Step!」部分では、親しみやすい振りを覚え観客も一斉にジャンプ。
さらに、楽曲後半でのコブシの効いた「MEG」「NAGI」のフェイクに、圧倒されっぱなし。
僕自身も、ここぞとばかりに楽しませて頂きました。
ここで、もう一度MCに突入。
「MI-MI」の意味深な発言も含めながら、次曲の振りに。トーク中に本人達も語っておりましたが、安定のグダグダ感。(笑) この感じ、妙に癖になるんですよね。
そして、「いよいよこれから、卒業シーズンに(まだ12月ということは置いといて)に入る方もいるのではないでしょうか」という問いかけに、チラチラと挙手をしている方が。
と、始まったのが思い出をリマインドさせるような、卒業生への応援ソング『Promise you~卒業~』
何気にライブで聴くのは初めてだったので、思い出に浸りながら聴き入ってしまいました。
この男泣かせの楽曲の次は、サビのリフレインが印象的な『キライ...でも好き~アイシテル~』
こちらもBRIGHTの代表的なバラッドですよね。
続いて披露されたのは、「THE BRIGHT」的なハーモニーがエモーショナルに響く、『Flower』
実は、ここまで披露された楽曲はドレスだったせいか、ダンスはほとんどなく、どちらかというと"コーラス"に重点を置いてライブをしていたので、この『Flower』で見せてくれたMV通りの振り(スタンドマイクで歌っている部分ですね)に少し感動。
ここで一旦、短めのMCへ。
「NANAKA」がこの季節になると、聴きたくなるという「中島美嘉」さんの『雪の華』をカヴァーを披露。
「まさか、この曲がくるなんて」(良い意味で)という個人的な意見が会場の方と一致したのか、「おー!」という声もちらほら。
いざ、楽曲が始まってみると、BRIGHTらしいアレンジメントに加え、原曲そのものの良さもしっかりと抑えていて終始うなずいておりました。
特に「MI-MI」のおしとやかな雰囲気と歌声が、この楽曲に上手くマッチングしていたような気がします。
ナイス選曲ですね。
楽曲が終了と同時に「日々、当たり前と思っていることも当たり前やないんやな、と最近感じることが多いんです。それはメンバーといる時も、こうやって皆さんの前でライブをする時もそうです。この日もこの時間も、今しかあらへんやんか。だから、この一瞬一瞬を大切にしてもらいたいし、今から歌うこの曲で、少しでも何か感じ取ってほしい」と「MI-MI」
そして披露されたのが、ミュージカル映画「Rent」の劇中歌『Seasons Of Love』のカヴァー曲。
壮大な世界観しかり、まるでミュージカルを観ているような雰囲気は心躍りました。
それに加え、やはり英語曲では、「NAGI」の歌声の"ハリ(艶)"が圧倒的ですね。それこそ、彼女達のルーツはゴスペルにありますし、息の合ったコーラスワークがさらに個のレベルを引き上げているように感じました。
<衣装替え>
衣装替えの為、数分程度時間が空いた後、先ほどとは違う明るめの衣装で再登場。
と、同時に始まったのが、この季節にぴったりのバラード『1年2ヶ月20日』ドレスから衣装チェンジしたことで、より動きやすくなったのか、今曲からMV同様のダンスを披露してくれました。
また、この曲の好きなところは、歌詞がもの凄くリアルなところですね。例えば、「気付けばね、なんだって二人分選んでいる」という「NAGI」のパート部分。僕は男なので、この歌詞に共感できるとかそういう意味合いではないのですが、聴いているだけでその映像が流れてくると言いますか・・・。
次曲に3rd アルバム『BRIGHT』に収録されている、「オレンジレンジ」さんの名曲『花』を披露し、会場が一体感になったのをひしひしと感じました。
ここで一旦MCに入り、BRIGHTからお客さんに「このツアーのタイトルでもある Sing a Ring a Winter Nightを一緒に叫んでくれませんか?」という指令が。さらには「振りも一緒に覚えてください」とのこと。
チーム別に分かれて、この一連の動きをしたのですが、このBRIGHTならではの盛り上げ方が功を奏したのか、皆さんノリノリでしたね。
さらに、会場が一体感を増したと同時に、始まったのが『恋心』
念入りに考え込まれたセットリストに、思わず感心していましたが、何より今曲『恋心』はBRIGHTには珍しいロックナンバーということで、しっかりと生バンドが映えてましたね。
また、バンドメンバーの方もかなり楽しそうに演奏してらっしゃったのが印象的でした。
そこに拍車をかけるように、攻めのアッパーソング『Bad Girl(BRIGHT Rap Ver.)』が始まった時は既に遅し。
思いっきりプチャヘンザしながら、かっこ良過ぎる彼女達のパフォ―マンスに、終始惚れ惚れしていました。(笑)
それにしても「dddddddd dangerous zone!」の部分はつい口ずさんじゃいますね。
<アンコール>
『Bad Girl』の後は一旦終了という形で舞台裏にはけ、アンコールの声が会場に響くと、しばらくして再び衣装チェンジした4人、バンドメンバーが登場。
そして、「ファンとの繋がりを大切にしたい」という彼女達が披露したのが、『Shining Star』
ライブに行かれている方はご存知だと思いますが、サビ部分の振りって本当にファンとBRIGHTが繋がっているように感じますよね。それに加え、4人のハーモニーが力強くて・・・とてもアグレッシブな気持ちになれるんですよ。う~ん、名曲。
ここでグッズ紹介等、長めのMCに突入。
BRIGHTのライブと言えば、「ライブと同じくらいにトークが面白い」こんなことを思ってらっしゃるファンの方も多いと思いますが、今回もたくさんの名シーンが生まれましたね。
なんといっても、「NAGI」のトーク中に彼女のマイクを音響スタッフが切ってしまうという、新喜劇並みのコント
に、会場がドッと沸いたのは今でも鮮明に覚えています。(詳しくはBRIGHTのブログをご覧ください)
いくら、いじられキャラが定着している「NAGI」とは言え、あのような新手の仕業があるなんて・・・(笑)
そして、「NANAKA」のお茶目な天然ぶりは今回も幾度となく発揮されておりました。例えば、今回のグッズ紹介の際にも、「今回のライブのグッズで、私達の生写真売ってるねんけど、買われた方はいますか?(N)」「買ったよー!」「どうだったー?(N)」「可愛かった!」「うふふ・・・(N)」と、思わずツッコミたくなるような発言も。
そこは、「MEG」が「可愛いって言われたいだけやろ(笑)!」と上手くツッコんでくれました。
「NANAKA」然り、相変わらずそれぞれのキャラが確立されていて良いなと実感。これも、「BRIGHT」の魅力の一つかもしれませんね。
バンドメンバーの珍エピソードも踏まえながら、次曲『美女と野獣』へ。
そこから、『Brightest Star』→『クリスマスソングメドレー』の流れは時間が巻いているせいか、かなりテンポ良く進んでいきました。
メジャーデビュー曲『Brightest Star(Unplugged Ver)』そして、『クリスマスソングメドレー』をアカペラで披露してくれたのですが、コーラスワークの安定感は、このライブ一番だったような気がします。
『Brightest Star』を歌われたので、そろそろかなと思っていたところMCへ。
ここで、メンバーそれぞれのこれからの抱負、今の気持ち等を思い思いに話すのですが、中でも印象的だったのが
「私達のグループ名、BRIGHTっていう名前の由来を話したいと思います」と話し始めた「MEG」の言葉。
「このBRIGHT=明るいっていう名前の由来は、私達が関西人ってのもあるんやけど、私達の楽曲を聴いて一人でも多くの方に笑顔になってもらいたいという意味でつけたんです」
「だから、その時からこの夢に向かって走り続けてきたし、今みたいに唯一、みんなと繋がることができるライブで、笑顔になってくれたら嬉しいです」と。そんな彼女達の言葉を聞いた時には、「これからも応援しよう」と感慨深くなるのですが、少し今回ばかりかは熱い思いが込み上げてきたので(最後の感想部分に別のニュアンスで書かせて頂きました)
そうこうしている内にも、「いよいよ最後の楽曲です」と始まったのが『Girls Be Ambitious』
ライブのエンディングに相応しい、ポップネスがサウンドが弾けていましたね。
個人的に聴きたかった『言葉にできなくて』,『Dance With Us』あたりが聴けなかったのは残念でしたが、最後まで彼女達の思いが詰まったセットリストだと、今さらながらひしひしと感じています。
<ライブ終了>
ワンマン最終公演を終えたBRIGHTの皆さん、お疲れ様でした。
最後に。
現在、平均年齢20歳、今年でデビュー5周年。
来年は、4人の素晴らしいハーモニーがさらに日本中へ響くことを"いちファンとして"願いながら、"彼女達と共に闘っていきたい"。そう切に思った次第であります。
長くなってしまいましたが、これを読んでくださっている皆さんも是非、「BRIGHT」をチェックしてみてくださいね。
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