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<インタビュー> -【孤高のソウルマンZiNgが描く1st EP"Yellow "】-


INTERVIEW



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ZiNg : Yellow ×Next Star Music


今や、全国各地でじわじわと人気を上げ、先日「西崎信太郎」氏監修の元、リリースされたJ-R&Bコンピレーションアルバム『Rising Stars』にも楽曲が収録されるなど、ネクストジェネレーションの名に相応しいソウルフルシンガー「KYOtaro」
その、彼(KYOtaro)を輩出した関西のエンターテイメント集団「Soulflex」より"最後の刺客がいよいよ始動。
エキゾチックな香りを漂わせる、孤高のソウルマン【ZiNg(ジン)】が自身初となる、1st EP"Yellow"をこの度リリース。
こだわりにこだわったそのジャケットにも比例して、収録と言えば全く抜け目がない。
また、本場ソウルミュージックからインスピレーションされた彼の音楽性、センスと言うものがここぞとばかりに敷き詰められ、彼そのものを"志"を明確に表している。
そんな、彼に「Next Star Music」が独占取材を決行。

彼が描くソウルミュージックとは。
このアルバムに込められた彼の思いとは。





1st EP "YELLOW"のリリースおめでとうございます。今年5月には、Soulflexのメンバー「KYOtaro」さんも1st EPをリリースするなど、メンバーの中ではZiNgさんが最後の1人と聞いたのですが、その点での焦りとかはありましたか?


ありがとうございます。焦りは全く無かったですね。


作はいつ頃からされていたのですか?

去年の12月頃から、本格的に制作を始めました。


もリリースを待ち望んでいた内の1人なのですが、周りからもそのような声は多かったのではないですか?

そうですね。(笑)有難いことです。


リースするに至った、大きなきっかけは?

「小林勝行」というMCがいるのですが、彼のリリースしたアルバム『神戸薔薇尻』に収録されている『FINAL DISTANCE』で客演参加させてもらった際に、彼のトラックメーカーさんと繋がったのが一番のきっかけですね。


うですか?実際に手元に自分のCDがあるというのは。

事情により、当初のCD販売の予定からは遅くなってしまったんですけど(楽しみにくださっていた方々申し訳ないです)、やはり遅れて届いた分に嬉しさは増しますよね


速ですが、アルバムタイトルの「YELLOW」が意味するものとは?

僕はブラックミュージックが大好きですが、あくまで歌っているのは日本人であるということ、そしてまだまだ日本では発展途上のソウルミュージックを日本人が歌うことで、みんなに認知してもらうきっかけにこのアルバムがなればいいなと思って決めました。


れが日本のソウルだ」という、訴えかけとも捉えてよろしいのでしょうか?

日本のソウルって言うよりかは、”日本人にも熱いソウルミュージック”が歌えるんだという思いを、ぶつけたかったんですよね。


るほど。では逆に、日本人が歌うソウルミュージックってどのような特徴があると思いますか?


ソウルが込められていれば、ジャンル関係なくソウルミュージックだと思います。


詞は比較的「英語」の部分が多い様ですが?

僕は楽曲を制作する時に、リズムをすごく重視しているのですが、そこにメロディと歌詞を埋め込んでいくと、自然と英語のワードが多くなるんです。


やー、でも全く違和感が無いですよね。海外のソウルミュージシャンの楽曲は良く聴かれたりするのですか?

かなり聴きますね。一番インスピレーション受けたアーティストは「D’Angelo」と「Lauryn Hill」です。


ういった意味合いでも、日本語で作詞することに違和感を感じることはあったのでしょうか?

違和感は無いんですけど、はめ込んでいくのが難しいと言いますか。
日本語でもリズムが合えば、ドンドン取り入れますよ。


作のアルバム、イントロからもの凄く「アーバン」な雰囲気を感じたのですが、どうのようなイメージで制作されたのでしょうか?

うーん、アルバム全体としてのイメージは実はなくて(笑)
収録している楽曲は以前からライブ等で歌っていたり、新たに制作した新曲もあるんですけど、それぞれの伝えたいことやカラーは様々だと思います。
あえて言うならば、1つ1つの楽曲に僕のアーティスト性はしっかり出そうと思いました。


は、特にコンセプトは決められていなかったのですか?

そうですね。コンセプトというよりかは、自分らしさが出ている楽曲を選んだという感じですね。


コーディングなとで苦労された点などはありますか?

レコーディング好きですよ。(笑)
レコーディングは、ライブと違って良くも悪くも何回も歌い直せるじゃないですか。
その環境にハマるとなかなか抜け出せなくなったりするんですよね。
なので今作の収録曲のレコーディングも楽しかったですが時間はかかりましたね。


コーディングの話と言えば、以前、Soulflexの「KYOtaro」さんからも、いろいろと面白い話を聞いたのですが、彼とは先日、スリーマンライブをされたりとかなり親交深いみたいですね。

そうですね。同じsoulflexというクルーのメンバーなので。


う言えば、先日誕生日を迎えられたようで。このタイミングになってしまいましたが、おめでとうございます。関西のアーティストさんにもたくさんお祝いされてましたね。

あ、ありがとうございます!もう若くないなと思いました(笑)


はり、彼らがいると心強いですか?

いつも一緒に、ライブに出演しているアーティストも沢山いますし、彼らがいるとホッとしますね


動拠点を関西から、他の地域へ移すということは考えたことはありますか? 例えば、東京で活動するとか。

今すぐには、考えていないですね。
ただ海外でも本場のブラックミュージックを勉強したいし、自分のタイミングで東京にいくこともあるかもしれませんね。


作のアルバムジャケットなのですが、物凄く世界観がはっきり表れていますよね。

Whole9という同い年のアート集団がいて、その中の1人である『hitch』にデザインをお願いして、写真は『cao』という女の子にお願いしました。2人のセンスが全面に出たジャケットになったと思います


曲を聴いていても思ったのですが、結構「こだわり」は強い方ですか?(笑)

はい。かなり(笑)


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ハハ!では、今作のアルバムを制作する上での「こだわり」は何かありましたか?

言うならば、「僕にしか出すことのできない、僕だけの色」をしっかり楽曲に反映できるように努力しました。


体的には?

ありがちなメロディや歌詞は絶対に入れたくなかったんです。
とにかく「これがZiNgだ」ということを、全体を通して強調したかったと言いますか。
唯一無二なことに、とことんこだわりました。


録曲の中で、もっとも苦労した曲はありますでしょうか?

「Shine」です。
この曲はSoulflexの「So-ta」と制作した新曲なのですが、僕は全体的にネガティブな(マイナスから糧にした)楽曲が多くて、この曲だけは前向きなメッセージを入れようということで、メロディもトラックも凄くフレッシュなものを使いました。

今までの僕に無い楽曲に挑戦したので、一番苦労しましたね。





Shine」と言えば、楽曲の最後で「また会いましょう」と聴こえるのですが、次作の構想は既にあるのでしょうか?

元々、このミニアルバム自体がフルアルバムに繋がればいいなと考えていたので、次作ももちろん制作予定です。


しお尋ねしたいのですが、物思いにふけるのは好きだったりしますか?(笑)

あ〜そうかもしれないです(笑)1人の時間が好きですね。


後の目標は?

全曲、英語歌詞で固めたアルバムとか作ってみたいです。
それを海外に持っていくことが、一番近い目標ですかね。


のアルバムを通してリスナーに伝えたいことは?

このアルバム全体を通しては、これと言ったコンセプトが無いので、たとえ一曲でも僕のメッセージを伝えられることができれば嬉しいです。


後に、見てくださっているリスナー、ファンの方にコメントをよろしくお願いします。

苦労したこともありましたが、皆さんの協力や応援があったからこそ、完成したアルバムだと思っているので、このアルバムに関わってくれた仲間、いつもライブを観に来てくださるファンの方に「ありがとう」と言いたいです。
また、このインタビューをきかっけに、僕の事を初めて知る方もいると思うのですが、僕の音楽に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

ンタビューは以上です。ありがとうございました。




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アルバムコメント


1. yellowfellow -intro-

僕の世界観に導きやすいように収録しました。
英語、日本語関係なく僕の思ったことを、そのまま吐きだしているという感じですね。


2. tell me you love me

この曲は、何か伝えたいというメッセージは全く入ってないです。
もう二度と会うことの出来ない愛する人に『愛してると言ってほしい』と叫ぶ絶望に打ちひしがれた、1人の人間の物語です。


3. no ease

主に、TwitterやSNS上でのマナーのことを言っているのですが、よく「人の悪口」だとか「人を勘ぐらせる」ような、発言をする人がいますよね。
僕はそういう場で、ネガティブな発言をするのは良くないと思っていて…
当たり前のことなのですけど、「ゴミって汚いけど、ゴミ捨て場に捨てれば」なんら問題はないと思うんですよね。
だから、何事も「場所をわきまえようぜ」というメッセージを込めた楽曲です。


4. hard time

楽曲の中でも歌っているのですが、失敗した時とかって、どうしても「人のせい」にしてしまいがちじゃないですか。でもうまくいかないのも結局は自分が選択をして結果そうなっただけだと思うんで、自分を見直すことで問題点や改善策を見つけようって歌です


5. stupid I am

一言で言うならば「好きすぎて嫌いになってしまった」ですかね。
好きだけど、告白する勇気もなく、それでもずっと好きな感情から抜け出せない男が、「この感情から抜け出すために、彼女の悪いところを見つけて嫌いになろう」としているストーリーです。
そんなことをしている自分が馬鹿げていてどうしようもないと、焦燥感を全面に押し出して制作した楽曲になっています。


6. shine

僕は、周りの方達にとても恵まれているなとつくづく感じることが多いのですが、そうやって輝いている方達が周りにいるからこそ、僕は輝けているんだって思うんですよね。
皆さんにも、仲の良い友達や親友はいると思いますが、その人が輝いていたらあなたも輝いているよって。
日本人って比較的、自分に自信が無いと言う方が多いと思いますが、「自分に自信を持って!」というメッセージを込めて制作しました。




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ZiNg : Twitter


ZiNg : Ameba Blog

近日ライブ情報

■ 詳細
タイトル/Gift ZiNg
「YELLOW」Release Party-
日程/10月14日(日) 
時間/17:00-25:00
場所/大阪心斎橋GRAND Cafe
チケット/2,000円
*当日ドリンク代500円別途
当日/3,000円1ドリンク付





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